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子宮筋腫と妊娠について

子宮筋腫は不妊の原因になることもありますが、その一方では妊娠によって筋腫が発見されるケースも少なくありません。

子宮筋腫と妊娠の経過がどれほど関わりを持っているかはまだ不明な点が多くあります。

筋腫をもったまま妊娠した場合、多くの妊婦は初期に筋腫が発育してそれ以降は発育しないと言われています。

また、ある調査では50%以上の妊婦は妊娠期間に筋腫の大きさが変化せず、20%の妊婦は縮小したという報告もあります。

出産までの流産や早産のリスクは普通の妊婦より高くなっています。

これは筋腫が子宮を圧迫し、子宮内腔を変形させるためです。

中には筋腫が変性することにより、疼痛や発熱を起こすこともあります。

こういった場合には医師により適切な処置が行われます。

さらに子宮の下側や頸部に筋腫がある場合、胎児が出てくる時に邪魔をする可能性があります。

その場合には高い確率で帝王切開による分娩になります。

一般的に妊娠を希望している女性に対して、不妊、あるいはそれまでの流産、早産の原因が筋腫以外に考えられない場合には、妊娠前に筋腫を取り除く手術が勧められます。

しかしそうでなければ子宮筋腫があっても手術をせずに妊娠を待ち、妊娠したら症状に応じて適切な対処をしながら経過をみて、分娩を行うのが一般的です。

女性にとっては妊娠しているというだけでも不安なものですが、その上筋腫があるとなるとさらに不安は増大してしまうでしょう。
しかし現実に多くの女性が筋腫を持ったまま、無事に出産をしていることから、前向きに考えることが大切です。